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2006年4月

2006/04/26

忘れずに

午後3時を過ぎて会社のビルからちょっと外に出ると、
そうだ太陽は僕がパソコンの前でカチャカチャしている間も照っていたことを、
忘れてた。思い出す。

この1年なんだかんだありながら、
僕が笑ったり泣いたり感動したり怒ったり凹んだりしている間も、
あの日から時間が止まったまま深い悲しみに途方に暮れて生きている人が、
同じ地域で同じ1年を生きていたってことを、
忘れてた。思い出す。

この瞬間も、

地震で住む家を失ったままの老人や、
津波で生活の場所すべてを奪われた家族や、
空爆で理不尽な死に怒りを震わせる青年や、
旱魃で子どもに飲ませる水もなくやせ細った母親が、

そんなことどうでもよく露知らず、ただただ毎日を毎日としてがむしゃらに
駈けづりまわって忘れながら忘れながら生きる誰かと、

同じ星で生きている。

「ありがとう」と「忘れない」を忘れたくないと、太陽見上げ、会社に戻り。

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2006/04/09

こんなに幸せだなんて!

あああああ、この土日ほど、幸せで喜びで感動で、満たさた時間しか存在しない時間が、あったでしょうか!!!

最高すぎて、何一つかけていない、完璧な時間と空間と人。

角田光代さんのワークショップに行って来ました。
大好きな大好きな小説家。
その人から、言葉の素晴らしさを教えてもらいまして、言葉のキャッチボールをしまして、しかも一緒に飲んじゃいまして!!!

ああ、信じられん。こんなブログを書いてることすら信じられん。

この感動を、言葉にできないもどかしさったら、きっと参加した皆様なら分かってくれますよね?
この気持ちを、同じ感動を共有しきれないもどかしささえ、いとおしい。

もっと本をたくさん読みたくなった。
人はそれぞれ違う世界を生きてて、でもだからこそ面白い、その世界をもっと好きになった。
心の壁に風穴を空けて、オープンな気持ちで受け止めていたいと思った。

本当にありがとう。
このワークショップを企画していただいた京都のshin-bi様、
このワークショップに一緒に参加して、感動をさらにさらに大きくしてくださった30人ほどの皆様、
そして敬愛する角田光代様。

こんなことがたまにあるから、生きてるって楽しいわー。

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2006/04/04

BRAND-NEW PHASE!

昨日、Tがとうとう沖縄に行ってしまった。
前日にお別れ前最後の夕食を食べて、「あー、明日行くんだー」とぼんやりと思い、翌日はいつも通り仕事してて、ぶっちゃけ相変わらず忙しいから、Tのことはもう頭になかった。

それで、挨拶メールが来て。
それから慌てて、個別メールが来た。

突然、涙ぼろぼろと止まらなくなった。
悲しさや寂しさや空しさが、全くないと言えば嘘になるが、でも、今回の件について言えば、泣くほど悲しくも寂しくも空しくもない。
なのになぜ、悲しみといったネガティブな感情や、かといってあの誕生日のような嬉しさや幸福感からではなく、とにかく小一時間は涙が止まらない。

過去の思い出や映像がごちゃごちゃになって、ダムの決壊のように一気に溢れ出して、それが涙として現れた、てことなんだろか。

悲しくも嬉しくもなく、ただ感慨深さが深い海ほど深いだけ。
なので、頭の片方は冷静に、
「なんでこいつはこんなにも涙もろいんだ?」
「泣くことで、何を得ようとして、何を失っているんだ?」
なんてことを考え、時間がもったいないからと、涙を流しながら仕事をした。玉ねぎと格闘する主婦よろしく。


過ぎ去った時間に意味付けをするなんて、別に意味はないと思う。
過去なんてそもそも、影も形もない頭の中だけの絵空事。
でもこんな日くらい、過ぎた日の感傷に浸ってぼけーっとするのも許してよ。


もしこれまで歩んできた人生に、あえて区切りをつけるのだとしたら、
親と別れた13歳と、
大阪に出てきた18歳と、
9.11があった25歳と、

そして今年、会社を辞め、新しいことにチャレンジし、共にアフガニスタンと神田と尼崎を過ごしたTと別れた

この30歳、

もう振り返らずに、次の一歩、さあ踏み出したところ!

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