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2009年1月

2009/01/31

引越し前日

ただいま明日の引越しに向けて荷造り中。

しかし、どうにもはかどらない。

感情がオーバーフロウしてて、頭はぐるぐるしてるのに体はなかなか動かない。

引越しって、人生でもそうそうたくさんはない一大イベントであるが、こんなにエネルギーを消費するイベントとはすっかり忘れていた。

大量のエネルギーを投入して荷物をまとめてヘトヘトになって、一体、この一人大騒ぎ、なんのためにやっているのかふとわからなくなってしまう。

どんな喜びや楽しみがこの引越しの先にあるのか、今さらながらその訳のわかならさに立ちすくんでしまう。

もう数え切れないくらい飛行機に乗った経験を経た今でも、離陸に向けて滑走路をスピード上げて走っているとき、動悸が高まりこぶしを強く握って、「なんでこんな怖い思いしてるんだろ」と後悔さえ感じることがある。

離陸の瞬間が、一番しんどい。

ま、明日は明日の風が吹き、新しい生活の新しい風にすっかり舞い上がり、今日のこのマリッジブルーみたいなヘンな気分も忘れることでしょう。

どうか、この先に吹く風が大嵐ではありませんように(笑)


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2009/01/22

きら星

安室奈美恵ライブ@大阪城ホールに行ってきた。

噂には聞いていたが、2時間半最後の最後までMC一切なしの、ガチンコ歌とダンスの素晴らしいエンターテイメントだった。
昔っからテレビで見てて、あんだけ躍りながら歌うってすげーなー、とは思ってたが、それが2時間半、こっちはスタンドで立って聞いてるだけでも疲れるのに。本物のプロフェッショナルな仕事を拝見した。

しかも、安室ちゃんて30歳過ぎて子どもも10歳超えて、こんなに可愛かったっけ?っていうくらい、それりゃもう可愛かった。女性に生まれ変わったらこんな顔とスタイルに生まれたいとも思った。
しかし彼女の壮絶な人生(そして他のK室ファミリーの凋落振り)を想像してみると、スターはスターであるが故の、それこそ想像を絶する苦悩もあることだろう。

とにかく、まぶしいぐらいにキランキラン輝く星、ますますファンになりました。


輝く星があれば、消える星もある。

明日、お別れをしに行きます。
僕はあなたに、何ができたのでしょうか。
死ぬまでには会いたいと願っていた探し人は、結局見つかりませんでした。
もし、天国でやっと彼に出会えたのなら、その時は、大典からもよろしくとお伝えください。
こちら側で僕が彼に再会できたなら、厳しく言っておきますから。
心安らかにお眠りください。

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2009/01/18

生高橋源一郎@姫路

高橋源一郎。

たまたま図書館で手に取った文芸誌に連載されていた小説論「ニッポンの小説」が、それはそれはびっくりするくらいに面白くて、これは絶対Aも好きだろうなと回覧してみたら案の定好きになり、それ以来「高橋源一郎」は常に一目置く存在であった。
新聞に掲載された憲法論に目からウロコはがされたり、単行本になった『ニッポンの小説』を誕生日プレゼントにしたり。ただしまだ彼が書いた小説は一冊も読んでいないが。

そして今日、病み上がりのAと(ちょっとした思い出のある)姫路文学館に行ってきた。
第18回播磨文芸祭の記念講演会【ニッポンの小説】by高橋源一郎を聞きに。

近代から現代に至る日本の小説のたどった道とこれから進む道が講演会のテーマだった。
彼の書く文章同様、本筋からはみだしつつ(小説の話は最後の5分だけであとは家族と短歌の話)、でもなにひとつ不必要な話はなく(大晦日に急病を煩ってしまった2歳半のお子さんの話)、あるひとつの到達点にたどり着いたときには1時間半の講演時間はあっという間に過ぎていた。

こんな大学教授の授業だったら毎週受けたいような、大笑いあり、知的興奮あり。

身の回りには世の中は、小説より奇なりな現実がいっぱい転がっているけれど、テレビやネットを見ていたら一人の時間をもてあますことはないけれど。
それでもやっぱり、小説を、もっとたくさん読もうと思った。


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2009/01/04

高野山

少し遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

年を重ねていくのが年々楽しみになる。
今年は、どんなことでもありがたく受け入れる、受け入れて飲み込んで消化して栄養分にして成長する、そんな一年にしたいものだ。

正月は2日3日と、一泊二日で高野山に行ってきた。
標高千メートル近い山の頂の上に開かれた聖地とだけあって。。。寒い!

宿は、お寺をかつては参拝客現代では観光客が泊まれるようにした宿坊というところだった。
平安時代や鎌倉時代のものという仏像、鎧刀が普通にそこらへんに展示してあり、雪化粧の日本庭園も美しく、ちょっとした文化財に泊まらせてもらうような趣で大変よかった。
もちろん夕食は精進料理、目にも体にも美味しい。
露天風呂と内風呂の「畳風呂」を交互に入ると、氷点下の底冷えがするお宿でも芯まで温まった。

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早朝からお宿の本堂でお勤めに参加させてもらう。きんとした早朝の空気は痛い。
チェックアウト後、金堂で行われているという、正月の修正会に行ってみた。
厳かな雰囲気、お香の白い煙がゆっくり鼻先まで流れてくる、お坊さんたちの歌うようなお経。
そして、寒い。
なんでこんなに辛い思いをしてまで観光しているのだろうと後悔させてしまうほどの、ぶっとぶ寒さ。

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弘法大師の御廟がある奥の院までの参道は、杉の大木の木立の中を歩く。
杉の大きさ太さ高さ、杉の圧倒的な存在感で、その下に幾千幾万あるのか知らないが墓標はよりひっそりと静かに見える。
人間が、何十年生きたところで、杉にはかなわないちっぽけな存在であること。

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足の先の先まで冷えて、大阪に戻って食べたのが天下☆品という俗まみれな自分を再確認するも、年の初めにふさわしい清清しい旅でした。
10年後20年後30年後、また行こう。あの老夫婦のようになっているだろうか。

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