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2009年2月

2009/02/14

箕面を歩く旅

風の強い雨が止んだ一人気ままな土曜日なので、箕面に行った。

阪急箕面駅から、観光定番コースの箕面大滝へ。
駅を降りた時に吸い込んだ空気からして森の匂い。
2月という季節柄か、それほど人でごったがえしてはいなかった。

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滝の前で、深呼吸したり、手を合わせたり、なにか唱える人がいる。
それがとても自然に見える。

滝の上は道路になっていて、車が追い越す脇をさらに山の奥へと歩いていく。
やがて林道へ入ると、いよいよ一人ハイキングが始まる。
土曜であるにもかかわらず、六甲と違ってとにかく人が全然いない。
木々の匂いとざわめきと、冬を越す小鳥のさえずり。

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森の中を歩くと、いろんな考え思いが景色と一緒に流れていく、その感覚が好きだ。
そうこうしているうちに山の中のお寺、勝尾寺に到着。

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小さな達磨たちが、境内のありとあらゆる場所という場所に置かれているのが可愛らしい。
山を歩いて来たからだろうか、お正月に行った高野山を少し思い出す。

ここから麓までは、車かバスで下山するのが一般的なところ、まだまだ歩き足りず再び森へ。
この林道は旧参道らしく、一町ごとに町石が現れる。
太陽が少し傾き、高い木々で日の光がただでさえ遮られる森がさらに濃くなる。

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足元はつねに、落ち葉と雨水でふんわりねっとりとしている。
1時間ほど山を下ると、やっと人の住む町に下りてきた。

新興住宅地と田畑が混在する。
「粟生新家」「粟生間谷」という懐かしい地名、僕が通った大学はこの箕面東端の山にへばりつくようにある。
母校は大阪外国語大学から大阪大学外国語学部に変わり、大学の周辺の山々は、新興住宅地になるためにすっぽりと削り取られていた。
ブルドーザーの震える音が、ずっとずっと絶えず、山から町へとどろいていたのが感慨深かった。

大学からはバスで北千里へ。
朝11時に箕面駅を出て歩き続け、すでに16時を過ぎている。
バスには若々しくて賑々しい大学生が乗り込む。

僕がこの町に住んでいた頃、世界がすごく身近なものに感じていた。世界は自分の手の中にあるという楽天的な気分があった。友達も恋人もいて、勉強してバイトして海外旅行して、すっかり人生の手綱を握っていた気がした。
温室のような学生気分を思い出してバスの車窓をしんみり眺めて箕面を離れた。

随分長い間歩いたもんだ。

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2009/02/07

新しい生活

一人暮らしを始めて最初の一週間。

テレビなし、ネットなしで寂しくなるのかとちょっと心配していたけど、なんてことはない。
音楽を聴き、本を読む。静かに佇む。
それはそれで、安らかで満ち足りた生活を送っております。

東に向いた窓から差し込む朝日で一日が始まる。
カーテンが薄すぎて(笑)

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