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2010/11/11

尖閣問題で思うことろ。

久しぶりのブログ、なんだか今は黙っていたらいけない気がして。

日本は、かの中国と違って、少数意見だろうが間違っていようが表現の自由が保障されている国だと信じ、言いますが。

今回の尖閣諸島のビデオを流出させた海保保安官を、「正義のヒーロー」だの「月光仮面」だの、擁護する意見が圧倒的に多いようだ。
たしかに、菅内閣の外交姿勢は弱腰で説明不足で責任の所在が曖昧で、このビデオがそもそも国家機密にしてしまったのには問題があったとは思う。基本的には、情報はオープンにしなければちゃんとした議論もできやしない。

それにしても、なんなのだろう。この保安官を英雄視する異様な雰囲気は。
はっきりいって、うすら恐ろしい。
悪代官の菅・仙石に対する義憤の英雄に拍手喝采を送る、「よくぞやってくれた!」と。
しかし。
本当に「よくぞやってくれた!」で、いいのだろうか。。。

民主党政権だろうと、いやだが将来的に再政権交代が起きて自民党政権だろうと、今後も外交では様々な問題に直面する。
中国はもっと経済力・軍事力をつけ、ロシアも極東に力を入れるだろうし、北朝鮮はアレだし、そう、忘れてはいないがアメリカとの安全保障は普天間返還問題があり難しくなるだろう(僕は辺野古移転に反対です)。

難しい外交問題での政府のやり方が気に食わない。
国民に不満がたまる。
当然、最前線にいる海保や自衛隊の内部からも不満がたまる。
そのうちの誰かが国家機密を暴露する。
国民は「よくぞやってくれた!」
それでも(自分たちが選挙を通して選んだ)政府のやり方に気に食わなくて、国民に不満が溜まり、(選挙なんて面倒くさい手続きを踏まずに)海保や自衛隊が、つまりは軍隊が実権を握り
「よくぞやってくれた!」
なんて、まさか、万が一にもそんなことにならければいいのですが。
それこそみんなが忌み嫌っている、軍事国家ですから。
(自民党政権に戻ったら、「強腰」外交になるからこんなことも起きない?)

それにしても僕は知らなかった、世の中は国益ってものにこれほどまでに血眼になるものだということを。
国益が犯されたら、けんか腰になってでも守らなければならない、いざという時は戦争を覚悟してでも守らなければならない、そういうものだったということを。
では戦争になったら、国益は守られるのでしょうか。国益が守られて、その国民は幸せを享受するのでしょうか?

そこまでの最悪の状況までいってしまったら、きっと僕みたいな「国民」はそもそも「非国民」とされているんでしょうが。

日本はまだ、少数意見を持っていても生きていける国だと信じて。

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