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2011年4月

2011/04/26

釜石 希望の街

金曜日に代休を取り、2泊3日で横浜の弟と車で岩手県釜石市に行ってきた。

母方の実家で、子どもの頃に何度かと大人になってから一度だけしか訪問してなくて、街の記憶もおぼろげだ。
でも、おぼろげだけど、覚えている。古い古い記憶の奥。
高台にへばりつく家から見下ろす港の風景、漁港からただよう濃い潮の香り、新日鉄の製鉄所、昔は栄えていたという商店街、湾の向こうの観音様、親戚集まってバーベキューをした浜。。。

テレビや新聞で、あの日3月11日に釜石で何が起きたかは、知っていた。
しかし、実際に自分があの街に立ってみると、「知ってた」と思っていたことを遥に超える風景が延々と続いていた。
もうあの日から1ヶ月以上も経っているのに。「だいぶ片付いたなぁ」と、2週間前にも一度仙台から帰郷していた従弟が言った。
片付いて、これかぁ。
「なんとも言えない」「言葉にならない」と、ほんとに意味のない言葉しかでなかった。

幸い、急な石段を登った先にある母の実家は全くの無傷で(亡きおばあちゃんの選択は正しかった)、一時は死んだと覚悟していた親戚一同全員生きていた。
それだけでなんと幸せなことだと心から思う。
しかし、仕事を失い、街の行き先が見えない。どうやって、釜石の人たちはこれから生きていくのだろう。
尼崎に住む僕にはやはり、なんとも言えない。安易に言葉をかけられない。
せめて、また来るねとしか言えない。

次にこの街を訪ねた時、職場や学校は復興しているのだろうか。漁港で取れた美味しい魚を食べれるのだろうか。街に人は戻っているのだろうか。どんな街になっているのだろうか。
希望の街、釜石に期待をこめて、その日を僕は楽しみにしている。

Kamaishi1


Kamaishi2


Kamaishi3


Kamaishi4


Unosumai


Ryoishi


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